鳥の唐揚げで疲労回復!最も効果を発揮する食べ方とは?
みんな大好き、鳥の唐揚げ。
そんな鳥の唐揚げに抜群の疲労回復効果があるのはご存じですか?
今回は疲労回復に最も効果的な鳥の唐揚げの食べ方について詳しくお伝えします。
疲労の原因とは
そもそもどうして疲労が起こるかご存じですか?
昔から筋肉に乳酸が溜まると疲れを感じると言われてきましたが、全くの誤りであることが分かりました。
乳酸は疲労の原因物質ではなく、むしろ疲労回復に役立つことが分かってきました。
疲労に関する研究が進み、疲労の原因は活性酸素による体のサビであることが分かりました。
人間は、細胞内で酸素を燃焼して作りだしたエネルギーを使って活動していますが、この過程の副産物として発生するのが活性酸素です。
活性酸素の発生源は様々(アルコール、タバコ、紫外線、ストレス、運動 etc.)あるのですが、その中でもストレスが多いと言われています。
活性酸素は殺菌をしたり、外敵と戦う(ウイルスや細菌を取り除く)時にも使われるので一定量は必要です。
ですが、増えすぎてしまうと今度は細胞を傷つけてサビつかせてしまう厄介な存在です。
なぜ鳥肉に疲労を回復させる効果があるのか?
渡り鳥のオオソリハシシギはアラスカからニュージーランドまでの約1万1千キロを無着陸で9日間も飛び続けることができるそうです。
なぜそんなことが可能なのかというと羽の付け根の筋肉(胸肉)にイミダゾールジペプチドという成分が豊富に含まれているからなんです。
イミダゾールジペプチドが大量発生する活性酸素をその都度除去してくれるので、渡り鳥は疲れ知らずで飛び続けることができるんです。
ニワトリは飛ばなくなってからだいぶ経ちますが、遺伝的に胸肉にイミダゾールジペプチドを豊富に持っています。
なぜ鳥の唐揚げがおすすめなのか?
鳥料理といえば、焼き鳥だったり、バンバンジーだったりと色んな食べ方がありますが、なぜ唐揚げが良いのでしょう?
それは、イミダゾールジペプチドが水溶性アミノ酸だからです。
焼いたり、煮たりすることでイミダゾールジペプチドの一部が流出してしまうんです。
その点、唐揚げにすると衣でコーティングされてイミダゾールジペプチドが逃げにくくなります。
それと、鳥の唐揚げといえば、もも肉を使うのが一般的ですが、イミダゾールジペプチドが胸肉により多く含まれています。
もも肉だと胸肉の3倍の量を食べないと疲労回復効果は見込めません。
疲労回復効果を期待するなら、胸肉を唐揚げにしましょう。
鳥の唐揚げをどれぐらい食べると疲労回復に効果的?
最新の疲労研究によると、イミダゾールジペプチドは1日200mg摂ることで疲労回復に効果があるんだそうです。
鳥の胸肉だと100g(唐揚げ約4~5個分)食べると200mgのイミダゾールジペプチドを摂れる計算になります。
唐揚げを食べる時の注意点としては揚げたらすぐにレモン汁をかけるようにすることです。
油は酸化しやすいので、抗酸化物質のレモンをかけることて酸化を止める(酸化を防ぐ)ことができます。
食べる直前では酸化が進んでしまいますので、必ず揚がったらすぐにレモン汁をかけましょう。
それともう一点注意すべき点は1度や2度、鳥の胸肉を食べても疲労は回復しないということです。
最新の疲労研究によると、1日200mgのイミダゾールジペプチドを最低2週間摂り続けると、持続的に酸化ストレスを減らして疲労回復が見込めるのだそうです。
イミダゾールジペプチドを手軽に摂れるドリンク
「鳥の胸肉に含まれるイミダゾールジペプチドが疲労回復に効果的なのは分かったけど、2週間も食べ続けられないなぁ~。」という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方はイミダゾールジペプチドを手軽に摂れる「イミダペプチドドリンク」というドリンクもあります。
1本300mlの中に1日の推奨量200mgのイミダゾールジペプチドが入っていますので無理なく続けることができるでしょう。
初回限定で10本980円(税込・送料無料)で購入できますので、気になる方は一度試してみるのもいいかもしれません。
⇒ 産官学の研究プロジェクトから誕生した疲労感軽減ドリンク「イミダペプチド」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「鳥の唐揚げで疲労を回復させるための最も効果的な食べ方」について詳しくお伝えしました。
鳥の胸肉は低脂肪・低カロリー・高たんぱくでメタボ予防にも最適です。
疲労回復&メタボ予防に鳥の胸肉を積極的に食べるようにしましょう。
鶏の胸肉以外にイミダゾールジペプチドが豊富な食べ物
疲労の原因物質・活性酸素を取り除いてくれるイミダゾールジペプチドは1日200mg摂ると効果的とされます。
最も効率よくイミダゾールジペプチドを摂るには鶏の胸肉がオススメです。
ですが、中には「鶏の胸肉はパサパサして苦手・・・。」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、鶏の胸肉以外でもイミダゾールジペプチドを摂れる食べ物をご紹介します。
鶏もも肉
同じ鶏肉のもも肉にもイミダゾールジペプチドは含まれています。
ですが、胸肉に比べて含まれている量は少なく、200mgのイミダゾールジペプチドを摂ろうとすると、300g食べないといけません。
豚ロース肉
豚ロース肉にもイミダゾールジペプチドはたっぷり含まれています。
イミダゾールジペプチドが含まれるのは筋肉の部分なので、赤身を選ぶようにしましょう。
200mgのイミダゾールジペプチドを摂るには130g食べるようにしましょう。
カツオ刺身
大型回遊魚のカツオは眠ってる間でさえも一生泳ぎ続けるんだそうです。
ですから、疲れやすい尾ビレの部分にイミダゾールジペプチドがたっぷり含まれています。
200mgのイミダゾールジペプチドを摂るには150g食べるようにしましょう。
ささみ
鶏の胸肉に近接した部位のお肉です。
200mgのイミダゾールジペプチドを摂るには200g食べるようにしましょう。
牛肉
みんな大好き牛肉ですが、200mgのイミダゾールジペプチドを摂るには400g食べる必要があります。
疲労回復のために牛肉を400g食べるのは少しナンセンスでしょう。
良質な睡眠が疲労回復にはBEST
質の良い睡眠をとることが疲労を回復させる最良の手段です。
睡眠は活性酸素で傷ついた細胞を修復する大切な時間です。
起床時に脳内で作られるセロトニンというホルモンは14~15時間後に「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンに転換され、眠りに適した体内環境を整えてくれます。
メラトニンが作られる過程がブロックされないように日が落ちたら、強い光を浴びないようにするのがポイントです。
室内の照明はオレンジ色の光か、間接照明にするのが良いでしょう。
寝る直前までテレビを観たり、パソコン、スマホの操作はしないようにしましょう。
入眠障害の原因になってしまいます。
最低6時間は睡眠を確保し、寝室のカーテンやブラインドの一部を開けておいて太陽の光で目覚めるようにしましょう。
大音量の目覚まし時計で起きると、血圧と心拍数が急激に上がり自律神経に負担がかかって疲れるので注意しましょう。
目覚まし時計なしで起きるのが理想ですが、それでは起きられない方も多いでしょう。
光で起こしてくれる「光目覚まし時計」などもありますので、必要に応じて利用するのも良いでしょう。
良質な睡眠がとれたかどうかは朝起きたときの感覚で判断できます。
スッキリ爽やかであれば言うことなしです!